私が歌川です

@utgwkk が書いている

KMCにおけるオンラインコミュニケーションツール

この記事は KMC Advent Calendar 2019 - Adventar 4日目の記事です。

adventar.org

3日目は id:opesan聖地巡礼記2019 - おぺの日記 でした。Lilas -リラ- 完成おめでとうございます。

こんにちは

KMC5回生の id:utgwkk です。ふだんは飲酒をしています。 本日はKMCにおける部内向けのオンラインコミュニケーションツールについてご紹介します。

オンラインコミュニケーション

KMCでは、部室に集まってボードゲームや麻雀をする、といった活動だけでなく、オンラインでのコミュニケーションも盛んに行われています。 Slackには大量のチャンネルと絵文字があり、京都だけでなく福岡・東京・北海道・などなど全国各地の部員が日々Slackでコミュニケーションを取っています。 また、チャットツールだけでなく、情報共有用のツールも使われており、日々連絡が行われております。

本日はみなさまに、KMCで使われている5つのコミュニケーションツールについてご紹介します。 また、学生のみなさまが気になるコミュニケーションツールのプランについてもご紹介しようと思います。

pukiwiki

KMCでは、メインの情報共有ツールとして、遅くとも2004年ごろからpukiwikiを使いつづけています。 学園祭や新歓などの活動のログや反省・共有事項がpukiwikiに蓄積されています。 pukiwikiから告知情報をかき集めて部員用サイトのトップに出す仕組みや、日程情報を集めてics形式のファイルを作る仕組みなど、さまざまな仕組みがあり、pukiwikiが使い倒されています。 みなさまがよく目にするあの例会告知ツイートもpukiwikiのページをパースして組み立てられています。

長らくEUC-JPのpukiwikiを使っていましたが、2018年の1月末ごろに、pukiwikiEUC-JP→UTF-8移行が偉大な部員の手によって成し遂げられました。 pukiwikiのデータが設置されているサーバのファイルアクセスが遅く、全文検索に時間がかかる、という問題がありましたが、これも偉大な部員の手によってElasticsearchが導入され*1解決しました。

pukiwikiCGIを設置するだけで動くので、サーバーがあれば無料で利用することができます。

Slack

KMCでは、Slackに課金をしています。 Slackには学生団体向けの割引プランが用意されており、KMCではこのプランを使っております。 このプランでは、発言ログ遡り放題*2・アプリ追加し放題・bot user作成し放題となっており、ミスって無尽蔵に発言ログを喰らい潰しがちな部員にうってつけとなっています。 課金してまでSlackを使っている学生団体ってなかなかないのではないでしょうか。あったら教えてください。

他団体・企業との共有チャンネルを作ってみたいな、と個人的に思っていますので、興味がある方は私やKMCのメールアドレス宛に連絡してください*3

Scrapbox

KMCには、部員のみが閲覧・編集できるScrapboxプロジェクトがあります。 こちらはpukiwikiとは異なり、正式な情報連絡ツールという位置付けにはなっておりません。 その場で気軽に編集できるという特長を活かしてログ取りに使ったり、pukiwikiに書くまでもないページを作って遊んだりする用途で使われています。 バーチャルYouTuberの図鑑が作られたり、ゲームの攻略情報が書かれたりもしています。

Scrapboxの限定公開のプロジェクトは、学生団体は無料で利用することができます。

kibela

KMCでは、新たな情報共有ツールとしてKibelaを導入してみています。 一時期、pukiwikiをこのままメンテするよりもっとモダンなグループウェアを使いたい、という動きがあって、選択肢の1つとして利用開始された覚えがあります。 主に部内ブログのような形で、部員が調べたこと思ったことをまとめる場として使われている、という印象です。

学生団体はKibelaを無料で使うことができます。

rubwiki

rubwikiとは、KMC部員が作成したRuby製のwikiエンジンです。編集履歴がgit管理されているのが特徴です。 新入部員への案内事項やサーバ管理の手引きなどの情報はpukiwikiではなくrubwikiに記録され、KMCハンドブックとして運用・更新されています。

rubwikiもWebアプリケーションをサーバーに設置するだけで、無料で動かすことができます。

いかがでしたか?

KMCアドベントカレンダー2019、4日目の記事はid:utgwkkさんで、「KMCにおけるオンラインコミュニケーション」です。Slackかな?

聖地巡礼記2019 - おぺの日記

という予想をいただいておりました。 KMCにおけるコミュニケーションの大半はSlackで行われているため、この予想は正解といっていいでしょう。

Slackでコミュニケーションが取られまくるあまり、pukiwikiにログが残っておらず来年度になってからSlackのログを検索して情報をかき集めることがある、ということがしばしば起こっております。 たとえば例会のログは、Slackのあるチャンネルに書き込むとBOTpukiwikiに書き込む、という仕組みがあるのですが、ログを書き込みたいことはいろいろあるので、今のところは部員の頑張りによってカバーされている、という印象です。

pukiwikiに告知を行ってもSlackには流れてこないので、告知感が薄い、ということを個人的に思っていました。 これに関しては私が、以下のように告知欄をパースして毎日Slackに流すBOTを書いてみたのですが、それでもうまく告知できてない場合があり、コミュニケーションって難しいな~となりました。

gyazo.com

みなさまの所属する団体・企業ではどのようなコミュニケーションツールが使われていますか? また、円滑なコミュニケーションを促進するために、どのような取り組みが行われていますか?

KMCM

KMCの入部資格に制限はありません。受験生や社会人でももちろん入部できます。遠方にお住まいの方でも入部できます。Slackでおしゃべりするだけでも大丈夫です。コミュニケーションしませんか? 興味がある方はメールやDMで入部希望の旨を連絡してください。見学もできます。

www.kmc.gr.jp

あと、Slackの共有チャンネルのお誘いもお待ちしております。 優秀な人材が集まる学生団体とコネクションを張りませんか?

次回予告

明日は id:basemusi で「ICPC参加記?」です。楽しみですね。

あわせて読みたい

そうそう、 KMC 2 Advent Calendar 2019 - Adventar というのもあります。 今日のKMC 2アドベントカレンダーの記事は id:nakarioGo Modules時代の静的解析 - Qiita でした。Go modules めちゃくちゃ便利で、ぼくはこれがないとGoをまともに書けなくなりました。

また、KMC お絵かき Advent Calendar 2019 - Adventar というのもあります。こちらは毎日部員によるイラストが見れるすばらしいアドベントカレンダーとなっております。

*1:https://speakerdeck.com/nonylene/elasticsearch-debu-nei-wiki-jian-suo-gao-su-hua

*2:じつは課金前から発言ログを記録するBOTが動いており、実質的に遡り放題ではありました

*3:私に連絡してもらえたら、KMCのメールでやり取りしましょう、とリダイレクトします