私が歌川です

@utgwkk が書いている

ガルパン劇場版を観たので、その感想とか

体調完全回復した。昼にうどん食べたけどお腹を壊さなかったのでもう大丈夫やろ。

ガールズ&パンツァー 劇場版を観てきたので、その感想とか書きます。ネタバレを存分に含むので、ネタバレ注意でお願いします。

ガルパンを観るぞ! っていう気持ちになったのは、一昨日ぐらいからだった。

Twitterで、ガルパンは良いとか、劇場版N回観たとか、めっちゃ揺れたり煙が出たりしてすごいとか、そういう話題がめっちゃ流れてくるようになって、そんなにすごいのかあ、とは思っていた。

しかし、ぼくはガルパンのアニメ本編も、OVAも、漫画も、少しも見たことがなかった。そんな状態で本当に楽しめるかなあと思っていたが、観ないのも勿体無いかなあと(なんでやろ)思い、今日やっと行くことができた。

ちなみに、出だしでアニメ本編(?)のおさらいがあるので、ガルパンをまったく知らなくても楽しめるようにはなってました。あと秋山殿の声いいな。

おさらいによると、大洗女子は見事全国大会で優勝し、廃校の危機を免れたそうだ。すごいな。

だが突然、廃校が決定したと言われて、うろたえ、悲しみ、泣き叫ぶ女の子たち。えーっマジか。口約束は約束ではないとか、もう上で決まったことだとか、何かめっちゃ大人の事情的なあれを感じた。

転校届けみたいなのを書くために故郷に戻った西住みほと、いい感じに出迎えてくれた西住まほ。あー西住まほはいい姉だなあということが分かった。

大洗女子のみんなが山の方に引っ越してあれやこれやしている間、会長がめっちゃ尽力していて、とにかくすごくて、何と、大学選抜チームとの試合に勝てば廃校を撤回してもらえるということになった。すごい。秋山殿が作ってた料理おいしそうだった。

で、試合なんだが、自陣6機に対して相手30機で、おいおいマジかという感じで、これはもう無理だろうし、ここから勝ちに行くというセオリーなのかなあーと思ったら違った。すごい。ライバルたちが大洗女子廃校を阻止するために集まってくれた。みんな大洗女子の制服を着て、とにかく目頭が熱くなった。

やっと試合が始まって、まあ全部は書き尽くせないけど、とにかく熱い闘いでした。相手の化け物級の戦車を攻略したり、陽動したり、騙し討ちしたり……で、最後は西住姉妹vsリーダーになって、圧巻の闘いを繰り広げて、みごと勝利!

それぞれの学校にはそれぞれのキャラ付けがあって、決して崩さないんだなあと思った。常に紅茶持ってたり、ツンデレだったり、あれがあれであれ。

目標に向かって、それぞれの人物が、必死に自分のできることをこなそうとして、時には空回りしたりもしたけど、みんな常に何とかして勝つための方法を考えて、突拍子もない作戦を思いついて、めちゃくちゃになりながらも遂行して、相手に大ダメージを与える、みたいなのがいっぱいあって、ハラハラしながら観ていました。

ガルパン初めて見て、しかも劇場版で、とにかく心配だったけど、とにかく熱くて良かったです。ギャップ萌えとか、そういうのではなく、もっと洗練された何かがあって、それがひしひしと伝わってきたように感じました。

これは確かに何回も観たくなるだろうなあという感じです。ぼくはそんなお金があるか分かりませんが……。

ガルパンはいいぞ」という言葉、その形骸化する前の本来のそれは、ネタバレを防ぎつつ、熱い闘いとか少女たちの想いとか、そういうのに対する感動の意を示すために発せられたんだろうなあ、と推測します。