私が歌川です

@utgwkk が書いている

魔王魂の歌もの素材

バーチャルYoutuber鑑賞活動をしていると応援ソングのことを知ることがあり,魔王魂のフリーBGM素材であることを知った. 2018年になって魔王魂の名前を目にするとは思っていなかったし,まだ現役なんだなあと思った.

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魔王魂の歌もの素材はYoutubeで試聴できるので,オススメをいくつか紹介します.

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こちらは応援ソングです.

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ミッドナイト念仏

4/18の深夜から早朝にかけてミッドナイト念仏というイベントが行われることを,じつは前々から知っていたが今日ようやく行った. サークルのひとびとは深夜に行っていたようだが,わたしは最近ずっと21時を過ぎるとめちゃくちゃ眠たくなる*1ので,5時に起きて6時ぐらいに知恩院に行った.

三門の上に入ってみると,中でたくさんのにんげんが木魚をポクポクと叩いているといった光景が目に飛び込んできた.私も空いているところに座って木魚を叩くことにした.

しばらく叩いていると大きな木魚の音と南無阿弥陀仏が聞こえてきて,それと同時にひとびとが木魚を叩く手を止めた.終わりの合図だろうか.

今日は法然上人の807回忌に来てくれてありがとう,といったことなどをお坊さんに言われたのち,しびれた足をほぐしつつ急勾配の階段を下りた.

閉じた空間で多くのにんげんが木魚を叩きつづける行為はライブのグルーヴ感と似たものがあった. テンポは人それぞれだけれどもだんだんと収束していって,また乱れたり乱れなかったりする. お経を唱えるときの作法というのがあるようで,ある種の演奏活動と似たようなものだろうという解釈をしている. 最後の挨拶もあいまって,そういう視聴者参加型の公演のようなものに来たのだろうか,という気になった.

階段を下りて早々にツイートをいいねする活動を再開した. 煩悩を取り去ったのち直ちに新しい煩悩を取り入れていく.

*1:そしてこのタイミングで就寝すると眠りが深くなる.

西荻窪の桜と鳩羽つぐちゃん

東京に来たついでに,鳩羽つぐちゃんに関する漠然とした何かを探しに西荻窪に来てみた. 西荻窪という地名は1970年に廃止されたらしいが,今でも駅名に残っているため,私はその周辺のことを西荻窪と呼ぶことにしている.

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そもそも西荻窪という土地のことを知ったのは,鳩羽つぐちゃんの動画からである. そこが都区内フリーきっぷの範囲に含まれること,そして杉並区の西の端であるということは,東京に行ってから知った.

西荻窪に住んでいるとされる鳩羽つぐちゃんに関する情報は,結論から言うと,何も得ることができなかった. 数十分という時間ではそれが限界なのかもしれないし,あるいはそもそも初めからそこには何もなかったのかもしれない. 街ではおまわりさんが自転車でパトロールをしており,八百屋では新鮮な野菜が売っていた. ここが杉並区であるということを,ときおり見かける放置自転車の注意書きが思い出させてくれる.

動画をアップロードするという発信行為によって,自らの命を,視聴者の記憶に残りつづける永遠のものとすることに成功してしまったのだろうな,とふと思った. そこでは結論は語られておらず,あらゆる可能性はまだ収束していない. 人々は,行為に対する適切な解釈を用意することによって鳩羽つぐちゃんを理解しようとしており,そして私もその1人に過ぎないのである.

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桜がもうだいぶ咲いていた. 4月を待たずに葉桜になってしまうかもしれない.